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Nakaが「手術看護LABO」に込めたモノ

先日、Nakaにとっては一大プロジェクトである「手術看護LABO」に関する企画を公表しました。

▶︎手術室看護師のためのコミュニティ「手術看護LABO」について

参考手術室看護師のためのコミュニティ「手術看護LABO」について

以前から、このブログやTwitterを通じて手術看護に対する思いを発信しておりましたが、試行錯誤を繰り返し、1つの形になりそうです。   それが、今回紹介する 手術室看護師のためのコミュニテ ...

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本当にNakaにとっては大きなプロジェクト。

いろんなリスク背負ってるし。

だけど、周りから見れば「何かやってるな、コイツ」って程度でしょうね。

 

そりゃそうです‼︎

 

日本国内に100万人以上いる看護師の中の、さらに一部の分野である手術室看護師の中のNakaという1人の看護師が始めたことなんて、そうそう興味持ってもらえないです。

僕がまずすべきことは手術看護LABOを宣伝しまくることじゃなくて、しっかりと皆さんにビジョンをお示しすること

Nakaが何を考えていて、手術看護LABOを通して何を達成したいのか。

今回の記事では、僕が手術看護LABOに込めた思いやビジョンを書いていこうと思います。

 

基礎教育を提供したい

手術看護というのは、本当に特殊です。

何が特殊かって、教育システムそのものが特殊です。

 

▶︎手術室における看護教育の特殊性

参考手術室における看護教育の特殊性

手術看護は色んな意味で特殊なわけですが、   手術室では「看護教育」に関しても、他の部署とは異なる特殊な点があると僕は思っています。   何が他の部署と異なるのかというと、 &nb ...

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このようなシステムの何が問題かと言うと、

手術看護そのものの概念が、施設毎のルールをベースにして語られてしまっていること。

 

手術看護ってそもそも何なんだろう。

手術室看護師の役割って何なんだろう。

 

こういう大事な概念が個々の看護師の価値観によって語り継がれてしまっていて、バラつきが大きいんですね。

 

僕が手術看護LABOの中で提供したいのは、一般論としての手術看護

 

日本全国、どこの病院の手術室で働こうとも共通して持っておくべき知識を提供したいんです。

具体的な例としては、以下のようなコンテンツを考えています。

 

提供する基礎教育の一例

手術看護学概論
    • 手術看護とは
    • 手術看護の歴史
    • 手術室看護師の役割
    • 手術室看護師と診療報酬
手術看護技術
    • 末梢神経障害の基礎と看護
    • 術中体位別のポジショニング法
    • VTEの基礎と看護
    • 周術期褥瘡の基礎と看護
    • 体温管理の基礎と看護

 

あくまで一例になりますが、施設毎の決まりごとではなく、一般論としての知識を提供したいと考えています。

これは、メンバーであれば誰もが受けられる恩恵です。

これに加え、手術看護LABOにはさらに重要な機能を詰め込みました。

 

心の拠り所

「質問する前に、勉強してきなさい」

「怖くて聞けない」

 

特に新人看護師の方々は、このような思いをすることが多いと思います。

 

手術室看護師は間違いなく他のどの部署よりも覚えることが多いので、

 

必要な時に必要なことを必要な分だけ質問できる環境

 

って、めちゃくちゃ大事だと思うんですよね。

 

本来は職場の先輩たちがこのような役割を果たさなければなりませんが、他人に行動変容を起こさせるには、多大なる労力が必要です。

 

(不可能ではないんですが...。)

 

そんな職場は放っておいて、手術看護LABOというコミュニティを使って、メンバー同士が気軽に質問しあえる環境を提供したいと思っています。

 

やりがいを持てる場

この「やりがいを持てる場」というのが、一番の魅力かなって思っています。

 

個々の持つスキルや能力、言わば「得意なこと」を活かせたら、仕事ってきっと楽しいはずです。

さらに、それがお金につながれば尚更良し。

 

だけど、職場で個人がスキルを発揮するのって、なかなか難しいことなんです。

 

なぜかと言うと、

 

資格や経験年数がないと、自分の思いを発言する機会すらもらえないから。

 

個々のスキルや能力を認めてもらうには、ある程度のボリュームを持つ集団の中で、自分と他人を比較する必要があるんですね。個々のスキルや能力っていうのは、集団の中にいるからこそ輝くんです。

たった1人しかいない職場でスキルや能力を発揮したって、それは単なる自分の行動であり、他人に認められることは決してないんです。

 

職場という組織の中で、例え新人看護師であっても能力やスキルが活かせるなら、それはとてもいい職場です。

だけど、きっと新人看護師がスキルや能力を活かすことはできない。

 

なぜなら、資格や経験年数のある看護師の意見が優先されるから

 

これ、縦社会の悪いところです。

 

それに、職場でどれだけ頑張ったって、おそらくお金には結びつかないですよね。

 

手術看護LABOの中では、メンバー同士が能力やスキルを出し合い、資格や経験年数ではなく、個々の強みで繋がります。

得意なことをもとに教育的なコンテンツを作り、メンバー間で共有しあえば、自分の得意なことが他のメンバーの弱みを強化します。

 

さらに、製作されたコンテンツを個人ではなく「手術看護LABO」というコミュニティを通して販売することで、メンバーはお金というインセンティブを得ることができます。

 

教育コンテンツと言っても看護に関することだけじゃなくて、人間関係に関することなど、誰もが制作できるんです。

 

教育コンテンツの一例

  • 整形外科外傷手術におけるスクリューの種類と使い分け
  • 新人看護師による「先輩看護師に知っておいてもらいたい、これだけは言って欲しくない言葉」
  • 癌の受容を促進させる術前外来における看護師の関わり方
  • 長時間マスクによる肌荒れを防ぐスキンケアの実際
  • お局との関係性を保つためのリーダーシップ

 

はっきり言って、何でもアリです。

今の自分にしかできないことっていうのは、必ずしも誰かが欲している情報となります。

Nakaはこのようなコンテンツを販売するだけでなく、オリジナリティのあるコンテンツに関しては、積極的に書籍化をしていきたいと考えております。

 

手術看護LABOが見据えるもの

手術看護LABOが軌道に乗ると、このコミュニティの中で必ず人財が育ちます。

 

人材ではなく、人財です。

 

とある病院の中の手術室では、資格や経験年数のある方々の影に隠れてしまって日の光が当たらなかった一看護師の能力やスキルが、手術看護LABOの中で開花します。

 

本を執筆するようになったり、逆に手術看護LABO側からセミナーをお願いしたり。

また、認定看護師や特定行為研修を受講したいという方も出てくるかもしれません。

 

そのような熱い思いを持った看護師が育ち、目標を達成できるよう、経済的な援助ができるくらいの規模にしていきたいと思っています。

手術看護LABOは基礎教育を受ける場であるとともに、1人の手術室看護師が社会の中で精神的にも経済的にも成長するための踏み台です。

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