オススメの本

「管理」を学びたい手術室看護師にオススメしたい本選

「管理」って管理職だけが学ぶものと思われがちですが、実は違うんですよね。

 

「看護管理」は実践と全く別の分野だから、簡単に批判しないでほしい

 

管理は誰もが行わなければならないことであるとともに、管理の視点は仕事上の様々な場面で役立ちます。

 

特に、

  • 業務改善がうまくいかない
  • 係や委員会のリーダーになった
  • 仕事で実績をあげたい

 

このような思いを持っている看護師は、管理の視点を学ぶことで仕事をより効率よく進めることができるはずです。

 

今回の記事では、看護師が管理を学ぶ上で最適な本として、厳選した3冊を紹介します。

 

管理とは

そもそも、

管理とは何か

マネジメントとは何か

 

「管理」「マネジメント」というのも看護と同じように一つの概念です。そのため、「看護観」と同じように管理には「管理観」が存在します。

 

自分自身にとって管理とは何か。

 

管理の基本的概念を学びながら、このような管理観を醸成する必要があります。管理の概念はいろんな言葉で表現されますので、具体的例を用いて簡単に紹介しておきます。

 

自分がいてもいなくても、絶え間なく質の高いサービスが提供し続けられること

これは看護の職場で考えるととても分かりやすいと思います。

自分自身が質の高い看護を実践するだけでなく、自分がいなくても、誰もが同じように質の高い看護実践を行えること

看護管理の基本的な概念です。

 

ヒト、モノ、カネ、あらゆる資源を使って組織のミッションを実現すること

施設によって、使える資源というのは異なります。

人を増やす、物を買う、お金をかけるというのは、組織にとってマイナスになります。

今ある資源を使って、いかに質の高い状態を作り出すかという視点が、マネジメントには重要です。

 

自分や組織の考えを、人を動かして実現すること

自分一人で仕事をする方が、圧倒的に楽でスピーディ。

そう思われがちですが、これはマネジメントからはかけ離れる考え方。

例え生産性の高いリーダー、マネジャーであったとしても、一人で仕事をしてしまうと得られる結果は限定的。

メンバーひとりひとりの力を最大限に発揮できるよう働きかければ、メンバーの数だけ成果も大きくなります。

 

ここまで、いくつか管理の代表的な概念を紹介しました。

ここからはこの記事の本題である、具体的に管理を学ぶにあたってオススメの書籍を紹介していきます。

 

マネジメント 基本と原則


マネジメントの父、ピーター・F・ドラッカーの著書です。

初めてマネジメントを学ぶなら、このエッセンシャル版がちょうどいいかと思います。

僕自身、何度も何度も読み返した管理の教科書でもあります。

 

マネジメント 基本と原則 の要約

ドラッカーが自らのマネジメント論を体系化した大著『マネジメント――課題、責任、実践』のエッセンスを、初心者向けに一冊にまとめた本格的入門書。本書は、マネジメントの仕事とは実践であり、成果を出すことであると明確に規定する。そして、そのためにマネジメントが果たすべき使命と役割、取り組むべき仕事、さらには中長期的に考えるべき戦略について、具体的に解説する。組織で働く人に、新しい目的意識と勇気を与える書。

Amazon(https://amzn.to/36B04OH)より引用

 

マネジメント 基本と原則 の口コミ

本を読んでみようと思い、購入しました。
この本は仕事に慣れてきて、部下を持つようになった時に是非読んで欲しいです。自分は一度読んだだけでは理解できず、何度も読み返しました。それくらいがちょうどいいと思います。

Amazon(https://amzn.to/36B04OH)より引用

介護とビジネスじゃ共通点とか無いだろーって思って読んでたら、
これが大間違い。
この本、恐らく、ビジネスだけじゃなくって、医療、福祉、教育、その他公共サービスと言った、
利益最大化を至上価値としない業種にも適用出来る事が、沢山書かれています。

Amazon(https://amzn.to/36B04OH)より引用

ちょっと難しいです。
毎朝通勤の時に読んでいたのですが、時間を空けると前の内容を見返す事が有りました。こういうのは電子書籍の扱いにくいところでもあるのですが。
読むなら休日等の一気読みをお勧めします。

Amazon(https://amzn.to/36B04OH)より引用

私には読みづらくつまらない

 

Amazon(https://amzn.to/36B04OH)より引用

Nakaのレビュー

個人的評価

マネジメントを学ぶほとんどの人が読む本です。迷ったら、まずこの本を選びましょう。口コミにも投稿されているように少し難しい表現が使われている箇所がありますが、読み進める上で気になるほどではありません。「自分には難しいかも...」と感じてしまう方は、読みやすく小説化されている「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」がオススメです。

 

マネジメント入門 グローバル経営のための理論と実践

著者のスティーブン.P.ロビンスは、マネジメントと組織行動学の分野における権威。

彼の著者はアメリカの1000校以上が採用する教科書でもあります。

 

マネジメント入門 グローバル経営のための理論と実践 の要約

あの組織行動学の世界的名著『組織行動のマネジメント』著者、スティーブン・ロビンス教授らによる、マネジメントの教科書。
これからのグローバル経営で必要となる戦略、組織、人間をどのようにマネジメントするか――。
基本的な理論から最新理論まで、豊富な図解と事例で紹介。
管理職初心者、経営学の初学者にもわかりやすい、入門書の決定版!
米国では主要ビジネススクールのテキストなどに採用され、8回の改訂を重ねるロングセラーとなっている。

Amazon(https://amzn.to/3etL1Jw)より引用

 

マネジメント入門 グローバル経営のための理論と実践 の口コミ

本書は世界の大学で経営学・マネジメント科目のテキストとして使われているものであり、それが日本語で読めることは大変ありがたいことである。アメリカをはじめ海外の大学で使われる経営学テキストは分厚いだけに説明が詳しく記され図表や事例も多くわかりやすい。

Amazon(https://amzn.to/3etL1Jw)より引用

色々と参考にできることが多く、組織を率いる人が読んでいて全く損はない一冊。
自分も、迷ったときなどはこの本に立ち返っていこうと思う。

元々、多文化、多民族、多価値観のアメリカ企業社会で、
どうやって人、組織。事業等をマネジメントすればよいかをまとめた本だが、
日本におけるマネジメントでも非常に役に立つと断言できる。

Amazon(https://amzn.to/3etL1Jw)より引用

色々と参考にできることが多く、組織を率いる人が読んでいて全く損はない一冊。
自分も、迷ったときなどはこの本に立ち返っていこうと思う。

honto.jpより引用

かなり内容的には読み応えがあります。ただ、専門的内容も多いので興味のない人は途中で脱落すると思います。勉強になるので、興味がある人のみ、お薦めです。

honto.jpより引用

ようやく読み終わったという印象。
すごく難しく書いていて分かりにくいし、疲れます。

honto.jpより引用

Nakaのレビュー

個人的評価

マネジメントを学ぶ上で世界的にスタンダードとなっている教科書です。かなりの分厚さがあり、一気に読み終えるには覚悟が必要です笑。方法論と言うより事例をもとに解説をした書籍なので、マネジメントを学ぶ方が2冊目に読む本として最適かと思います。

 

看護覚え書き

最後に、我がナイチンゲールの著書を紹介します。

多くの看護師が看護学校で読んだ本なのではないでしょうか。

この「看護覚え書き」の第三章に「小管理」という項目があり、この中でナイチンゲールの看護に対する管理観が述べられています。

 

看護覚え書き の要約

本書は、ナイチンゲールによって一世紀以上も前に書かれ、現在もなお看護の思想の原点となっている “ Notes on Nursing ” の完訳である。「看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさ、などを 適切に整え、食事内容を適切に選択し 適切に与えること ― こういったことのすべてを、患者の生命力の消耗を最小にするように整えること、を意味すべきである」 と看護の原点と基本的原理を論述する本書は、すべて看護を学ぶ者の必読の書である。

Amazon(https://amzn.to/2ZHoggL)より引用

 

看護覚え書き の口コミ

看護とは生命を育てる総合力だと実感した。人が置かれている環境に対して、特に鋭い見解を指摘している点に驚かされる。
一見、看護とは関係のないように思える住居に関して、床、壁、換気、地域、建材等に至るまで、ハッキリ明確な答えを出している。

Amazon(https://amzn.to/2ZHoggL)より引用

学生の頃にもっと薄い感じのものを持っていましたが、ろくに読んでおらず、
いつの間にかどこかへいってしまいました。
先日、管理者研修が終わり、もう一度原点を見直そうと思って買ってみました。
特定行為とかPNSとか、看護も時代と共に変化し続けていますが
綺麗事ではなく、結局はこの本に帰るのかな、なんて思ってしまいました。

Amazon(https://amzn.to/2ZHoggL)より引用

学生の頃以来でしょうか・・・ちょっと思うところがあって、改めて読み返そうと思いました。
読んでみて・・・ナイチンゲールは今の時代でも十分に看護師(当時は看護婦)、それも管理者として仕事ができるぞ、と思いました。いつの時代にも普遍的に・・すごいことだと思います。

Amazon(https://amzn.to/2ZHoggL)より引用

看護師必読の書です。ただし残念ながら翻訳が十分に本来の意味を伝えられていないです。医学書院の助川さんの翻訳本を推奨します。原著にチャレンジしましょうね。著者が伝えたい事を著者の言葉で感じ取りましょう。

Amazon(https://amzn.to/2ZHoggL)より引用

Nakaのレビュー

個人的評価

ナイチンゲールは看護実践家であるだけでなく、公衆衛生や統計学、建築に関しても精通した人物。管理者としてのスキルも高い人ですが、本書の中で述べられているのは管理ではなく「看護管理」に関する概念。抽象的な表現が多いですが、看護の職場で働く方なら必ず共感できる内容です。ただ、管理というより看護管理を学ぶ書籍なので、星3つにしています。

 

まとめ

看護師が管理の視点を学ぶための書籍として、3つの本を紹介しました。

管理の基本的な視点を学ぶには、1つ目に紹介したピーター・ドラッカーのマネジメント本がオススメです。

管理の視点を持てば、職場でうまくいかないことに対して様々な方向からのアプローチを考えることができるので、より効果的な問題解決法を見出すことができます。

 

管理=管理者がすること

 

ではなく、管理は誰もがすべきものであり、社会における1つのスキルです。

何か壁にぶつかったときには、管理、マネジメントを学ぶことをオススメします。

この記事に関する感想を聞かせてください!

-オススメの本

© 2020 手術室看護師として、生きる。